中小企業診断士

資格の種類
国家資格

資格の概要
中小企業診断士は、経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。
中小企業の経営状態を総合的に診断・分析し、助言、改善、支援、教育まで幅広いコンサルティング業務を行います。

経営コンサルタント会社に就職して活躍できるほか、経験と人脈次第で独立・開業も可能です。

中小企業診断士試験は、平成18年度(2006年)から新試験制度で実施されています。
第1次試験は以下2点の変更があります。
[1] 科目合格制の導入
一部の科目に合格した場合は「科目合格」とし、翌年度および翌々年度の試験では申請により、その科目の試験が免除されます。
つまり、3年間で7科目の試験に合格すれば第1次試験合格となります。
[2] 試験科目の見直し
これまで試験科目となっていた「新規事業開発」と「中小企業経営・中小企業政策・助言理論」から「助言理論」が削除され、科目ごとの試験時間が変更されています。

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取得方法
資格取得方法は2つあります。
[1] (社)中小企業診断協会が実施する「中小企業診断士試験(第1次および第2次)」に合格し、15日以上の実務補習を修了または診断実務に従事する。

[2] (社)中小企業診断協会が実施する「中小企業診断士第1次試験」合格後、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する。

受験資格
[第1次試験] 年齢、性別、学歴等に制限はありません。

[第2次試験] 平成21年度の第2次試験を受験できるのは次のいずれかの方です。
[1] 平成21年度の第1次試験合格者
[2] 平成20年度の第1次試験合格者
[3] 平成12年度以前の第1次試験合格者については、1回に限り第1次試験を免除されて第2次試験を受験できます。

試験内容
[第1次試験] 試験時間・試験科目・配点
・平成21年8月8日(土)
10:00~11:00:経済学・経済政策(100点)
11:30~12:30:財務・会計(100点)
13:30~15:00:企業経営理論(100点)
15:30~17:00:運営管理(オペレーション・マネジメント)(100点)
・平成21年8月9日(日)
10:00~11:00:経営法務(100点)
11:30~12:30:経営情報システム(100点)
13:30~15:00:中小企業経営・中小企業政策(100点)

[第2次試験] 試験時間・試験科目・配点
[1] 筆記試験
・平成21年10月25日(日)
10:00~11:20:中小企業の診断および助言に関する実務の事例 I(100点)
11:40~13:00:中小企業の診断および助言に関する実務の事例 II(100点)
14:00~15:20:中小企業の診断および助言に関する実務の事例 III(100点)
15:40~17:00:中小企業の診断および助言に関する実務の事例 IV(100点)
[2] 口述試験
・平成21年12月20日(日)
筆記試験において相当の成績を修めた方を対象に実施されます。
中小企業の診断および助言に関する能力について、筆記試験の事例などをもとに個人ごとに面接の方法により行います。
試験時間は1人当たり約10分間です。

試験日
・第1次試験(8月上旬の2日間)
・第2次試験(筆記:10月下旬の1日間、口述:12月中旬の1日間)

平成21年度中小企業診断士試験
[第1次試験] 平成21年8月8日(土)・9日(日)
[第2次試験] 筆記試験日:平成21年10月25日(日)、口述試験日:平成21年12月20日(日)

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試験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

受験料
[第1次試験] 14,400円
[第2次試験] 17,900円

合格率
[平成19年度]
・18.9%(第1次試験:受験者数 12,776人、合格者数 2,418人)
・20.2%(第2次試験:受験者数  3,947人、合格者数  799人)

[平成20年度]
・23.4%(第1次試験:受験者数 13,564人、合格者数 3,173人)
・19.8%(第2次試験:受験者数  4,412人、合格者数  875人)

[平成21年度]
・24.1%(第1次試験:受験者数 15,056人、合格者数 3,629人)
・17.8%(第2次試験:受験者数  5,331人、合格者数  951人)

※これまでの試験の中小企業診断士 合格率はこちらから

学習方法
スクールや通信講座などで講座が開講されています。

講座・スクール情報
中小企業診断士 講座の詳細はこちらから

お問合わせ先
(社)中小企業診断協会
〒104-0061 東京都中央区銀座1-14-11 銀松ビル5F
TEL:03-3563-0851

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