社会保険労務士

資格の種類
国家資格

資格の概要
労務、人事、労働、年金関連のスペシャリスト。
労務管理のアドバイスや指導、労働・社会保険に関する法令にもとづき書類作成などを行うのが、社会保険労務士の仕事です。

女性・高齢者の雇用問題、自由労働時間制導入、年俸制導入、リストラなど企業の人事・労務の構造変化や年金制度が注目される今、非常に有望な資格です。

「開業社会保険労務士」「勤務社会保険労務士」どちらでもスペシャリストとして活躍できます。
法改正により、法人の設立が可能になったことを受けて、社会保険労務士仲間と組んで法人化し大きな仕事を手がける人もいます。

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取得方法
社会保険労務士になるには、
試験合格後、
全国社会保険労務士会連合会に登録(実務経験2年以上。もしくは事務指定講習を受ける)し、
都道府県社会保険労務士会に入会する必要があります。

受験資格
受験資格は主に[1]学歴、[2]職歴、[3]その他の国家試験合格など3つに分けられます。
いずれか1つに該当する方は受験することができます。

試験内容
[試験科目]
[1] 労働基準法および労働安全衛生法
[2] 労働者災害補償保険法
[3] 雇用保険法
[4] 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
[5] 健康保険法
[6] 厚生年金保険法
[7] 国民年金法
[8] 労務管理その他の労働および社会保険に関する一般常識
※解答に当たり適用すべき法令等は、平成21年4月10日(金)現在施行のものとします。

[時間割]
・選択式試験:10:30~11:50(80分)
・択一式試験:13:10~16:40(210分)

[問題形式]
[1] 選択式:問題数8問。設問ごとの文章に5個の空欄があり、その空欄を20個の語群より適切な語句を選択。
[2] 択一式:問題数70問。5肢択一式。

[配点]
・選択式試験:各問1点とし、1科目5点満点、合計40点満点とする。
・択一式試験:各問1点とし、1科目10点満点、合計70点満点とする。

試験日
毎年1回(例年8月第4日曜日)

第41回(平成21年度)社会保険労務士試験
平成21年8月23日(日)

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試験地
北海道、宮城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県

受験手数料
9,000円

合格率
・ 8.5%(平成18年度:受験者数 46,016人、合格者数 3,925人)
・10.6%(平成19年度:受験者数 45,221人、合格者数 4,801人)
・ 7.5%(平成20年度:受験者数 47,568人、合格者数 3,574人)
・ 7.6%(平成21年度:受験者数 52,983人、合格者数 4,019人)

※これまでの試験の社会保険労務士 合格率はこちらから

学習方法
スクールや通信講座の受験対策コースで知識・スキルを学ぶのが合格への近道です。

講座・スクール情報
社会保険労務士 講座の詳細はこちらから

お問合わせ先
全国社会保険労務士会連合会 試験センター
〒103-8347 東京都中央区日本橋本石町3-2-12 社会保険労務士会館5F
TEL:0120-17-4864(月曜日~金曜日:9:30~17:30、祝日を除く)

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